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医療法人社団伸生会 武蔵小金井みどりクリニック

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クリニック

糖尿病患者様のお正月料理について

糖尿病患者様にとって、お正月料理を楽しみながら食事にも少し注意を向けることが重要になってきます。当院の管理栄養士が監修した、以下の6つのポイントを意識してみてくださいね。

 

   1.  自分の食べる分だけお皿に分ける

お正月は家族や友人と料理を分け合う機会が増えますが、大皿料理からそのまま食べると、つい食べ過ぎてしまうことがあります。自分の食べる分をあらかじめ小皿に分けることで、適量を守りやすくなります。

 

   2.   みかんは2つまで

みかんはビタミンCが豊富で健康に良い果物ですが、糖質も含まれています。一度にたくさん食べると血糖値が急激に上がる可能性があるため、1日に2つまでを目安にすると良いでしょう。

 

   3.    外食時にはサラダを注文する

お正月の外食ではカロリーや塩分の多い料理が選ばれがちです。食事の最初にサラダを取り入れることで、野菜の食物繊維が血糖値の急上昇を抑える効果があります。

 

   4.    お餅を食べる際には野菜の入ったお雑煮を推奨

お餅は炭水化物が多いため、食べ過ぎると血糖値が上がりやすい食品です。お餅を楽しむ際には、野菜がたっぷり入ったお雑煮にしてバランスを取りましょう。また、砂糖醤油やきな粉といった高糖質の味付けは控えることをおすすめします。

 

   5.    おせち料理はダラダラ食べに注意

おせち料理には砂糖や塩分が多く使われたものが多いです。ダラダラと長時間食べ続けると、無意識に摂取量が増えてしまいます。自分がどれくらい食べているのかを意識し、食べ過ぎを防ぐ工夫を心がけましょう。

 

   6.     お酒の量を控えましょう

お正月にはお酒を飲む機会も増えますが、糖尿病患者さんにとってアルコールは注意が必要です。お酒は血糖値を乱高下させる可能性があり、種類によっては糖質が多く含まれています。適量を心がけ、飲みすぎを避けましょう。また、空腹時の飲酒は血糖値が急激に下がるリスクがあるため、必ず食事と一緒に摂るようにしてください。

 

これらのポイントを守ることで、お正月の食事を楽しみながら健康を維持することができます。食べる量とバランスに注意しながら、素晴らしい新年をお迎えください!

 

参照:糖尿病食事療法のための食品交換表-第7版-日本糖尿病協会・文光堂

 

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