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AA SEITAI 武蔵小金井店
砂糖制限≠炭水化物制限(其の1)
本日は23区も積雪予報ですね。
ご来店の際は足元にお気を付けて!
巷には無数のダイエット方法がありますが、
「糖質制限」は比較的手を出しやすく、
取り組んだことのある方は多いでしょう。
制限する食べ物は、だいたい以下の二つですね。
1.お菓子やジュースなど「砂糖」を含む食品
2.お米やイモ類など「炭水化物」を含む食品
糖質制限をおこなうにあたって、
1をガマンするのはストレスだからと言って、
2の炭水化物を制限する方が多いですが、
実はこれが大きな間違いなんです。
理由は、砂糖と炭水化物とでは、
体内での吸収のされ方に違いがあるから。
ざっくりといえば、
●砂糖
口からすぐに吸収され、血糖値が一気に上がる
●炭水化物
小腸でゆっくり時間をかけて吸収され、
血糖値が穏やかに上がっていく
という違いがあり、
これが糖質制限の成功のしやすさにも
大きく関係しているのです。
砂糖は口の中ですぐ体内に吸収されるので、
血糖値が一気に上がり、それと同時に
快楽物質のドーパミンも分泌されるので、
一時的に「多幸感」を得られます。
しかし、一気に上がった血糖値を下げようと、
「インスリン」というホルモンが分泌され、
血糖値が急にガクッと下がります。
そして血糖値が正常値よりも低くなると、
今度は「グルカゴン」や「コルチゾール」等の
血糖値を上げ直すホルモンが分泌されますが、
これらは「ストレスホルモン」と呼ばれていて、
イライラ感が増したり集中力の低下を招きます。
そうすると、イライラを紛らわせようと、
更に甘いモノを欲して血糖値を上げる、、、
という悪循環に陥ってしまい、
これを「血糖スパイク」といいます。
血糖値の乱高下を起こすことは、
結果的に糖質制限ができないばかりか、
心身の健康を損なうことにもつながるのです。
というわけで、糖質制限を成功させるには、
食事による血糖値の上がり下がりを
穏やかにさせる必要があるのです。
次回はそのポイントを解説しますね!
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